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TOO BIG TO FAIL?? 

Posted by vickywallst on 12.2009 政治・社会   0 comments   0 trackback
最近やたら増えた劣後債
今年に入ってから特に目立ってきた。

三菱東京UFJ    4500億円
三井住友       1300億円
みずほコーポレート  1230億円
三菱UFJ信託    1000億円
中央三井信託      500億円
(野村證券が、公募増資でBIS規制に備えたのは、かなり正統に思える。)

個人向け・・・??? 
”機関投資家向け”の間違いではなく”個人向け!!!”
初めて見た時には、目を疑ったけれど、まぁ”売れないだろ・・・”と思っていたら
今、これがバカ売れ!!!

株式やFXがNO!!!で、劣後債OK!!!
この意味がワカラン!!!と思いつつ・・・
取りあえず
復習

GHQが入ってきて、”バブル創出プログラム”で一気に沸き上がり
1989年12月29日ザラ場で 38957.44円をつけた日経平均の
これが、今までの最高値。
昭和天皇の崩御と共にがサインなのかどーか、最高値以降下がり続け
1990年10月1日 最高値からわずか9ヶ月で一時2万円を割り、バブル経済崩壊へ

このあたりのカラクリは、何度か書いてきたのでいいとして

ここで思い出さなきゃならない事をヒトツ・・・

1990年3月に大蔵省から金融機関に対して行われた行政指導がなんであったのか・・・?
”不動産融資規制”
この事が、その後どう影響したのか・・・・?

戦後、焼け野原の中で、産業が復興し、
”第一次ベビーブーマー達の前に家が建ち並んだ”
これが「高度成長に拍車を掛けるレバレッジ」。
そして、余ったお金が土地や株に回り、全ての資産価値を押し上げた。
これが、第2の展開。
その値上がりした土地を担保に資金を借り入れ、更に株や不動産に投資をする。。。
これを延々繰り返しバブルを形成していった。
バブル崩壊とは、単に
後は”最終段階の「売りポジション」で利益を上げるだけ”の段階に入ったダケなのではないか・・・。
その為に、事前に金融緩和をさせ、デリバティブ商品を日本に持ち込んだのが
確か・・・モルガンだったか・・・メリルリンチだったか・・・
ワラントや、差金決済で網を張り
阻止しようものなら”角栄さんの二の舞・・・”
コワイコワイ・・・
なので、大蔵省お墨付きの総量規制で援護射撃!!!
これで益々地価が下がりバブル崩壊に拍車をかけた事は、間違いないと思うけれど
”ハードランディングさせた事が失敗”だったとかどーとかの話ではなく
単に、初めからそのツモリの話だったのだと思う・・・

で・・・
そこで、なにがあったのか!!!
”亀井静香株”を上げたいワケじゃないけれど・・・
とても大事な事だと思うので、再度ご確認・・・。

バブルで土地成金が溢れかえった頃、銀行内では、新たなる戦術として
「謄本作戦」が開始された。
謄本をくまなくくって、優良顧客回りをし、「相続税対策」を説いて回っていた。
まだ、”生きてる”にも関わらず、
”このままでは、死んでしまった時、相続税で家が吹っ飛ぶ!!!
だから、それに見合う借金が必要だ!!!”
という事で、例えば、
2億円の相続税がかかるだろう人には、それに見合う”6億円の融資”を持ちかけ日参したのである。
そして
”利息だけを支払って、元金は、相続時まで返さなくていい、相続時に、相殺できるので
その為に、ここにアパートを建てればいい”と
レバレッジの説明も何も無しで、ただ、それだけを言って”契約書にサインするまで”日参していたのである!!!

今は、投資と投機の違いのわかる人は、昔とは、比べものにならない位増えているけれど、
当時、レバレッジという価値観さえなかった頃、
”レバレッジ=追い証”の、当然考えなきゃならないものに、全く説明もなしに
家や土地まで担保に、融資のお願いをして回ってたのである。

「銀行の人が、そこまで勧めてくれるなら・・・」
2億や3億の相続税・・・・
いきなりそう言われたら、当然・・・すがる思いでそう思う。

アメリカの”利益創出プログラム”の最終段階で、日本の大蔵省が行った総量規制。
これが、更に地価が急落させ、
「謄本作戦」で”新たな顧客となった人達には、もっと恐ろしい”追加担保 OR 融資の引き上げ”爆弾が炸裂した。
それが、不動産分野の”レバレッジの追い証”にあたる部分で
土地の価値が下がっているから、追加担保しないと、融資を引き上げる
    
出来なければ”ロスカット”・・・いわゆる
”競売”

これが否応なしに来るのである。
もう、銀行との話し合いではない。
見た事も話をした事もないプロの脅し屋との話し合いであり
「期限までに、更地にして出て行け!!!」
の、初めの話とはまるで違った方向の話し合いで、それこそ地獄である。

「相続税の時に、家を失っては困りますから」
そう言って、相続税問題なる当の本人が、まだ生きているうちから融資のお願いに来てたのに
誰も亡くなってもいないうちから、”更地にして家を明け渡せ!!!”である!!!

家を追われ、更地にし、一家離散の悲劇。。。。。
(この時、亀井静香は、頑張って戦っていた)

けれど
”銀行のいう事だから、大丈夫”神話は、昔も今も絶大なのは、変わりがない。

もうヒトツ、復習です
サブプライムローンとは・・・
アメリカで貸し付けられたローンのうち、サブプライム層(優良顧客(プライム層ではない))への
信用度の低い人向けのローンの事で
一般的に他のローンと比べて債務履行の信頼度が低いもの。
     
これも、中古住宅価格の”上昇を前提”に組まれたローンである。
このサブプライム層の住宅ローン返済の延滞率が上昇し始め、
ついに”住宅バブルがはじけ”
そこで
「サブプライムローンを債券にし、これを更に細分化させて組み込んだ証券を
世界中の金融機関に販売すると、リスク分散になる」
と考え、全世界にばらまかれた。
それが、優良商品の信用保証までも完全に劣化させ
”行き着く所まで行く”勢いで、世界中の金融機関の信用収縮の連鎖がおこった。
これがサブプライム問題であった。

もう一度・・・
サブプライムモーゲージ証券
   
住宅ローン担保証券(RMBSもしくはMBS)の形で証券化
   
債務担保証券(CDO)の形に再証券化
   
金融商品として投資家に販売。(金融機関や機関投資家、または、リート商品など)
   
ローン契約した債務者の支払を、銀行から他の金融機関や投資家へ移す事

もうおわかりですね・・・
何が言いたいのか・・・・・

リスクは、何かを事前に把握しておけば、
それは、
”リスクをとって、リターンを狙う”
という立派な投資行為になるけれど
”リスクは、棚上げして、リターンだけ狙って”
いると、予定外な事に太刀打ちできなくなってしまう・・・・・
という事です。

さて、本題
劣後債とは
預金や普通社債などの一般債権より、元利金の返済順位が低い社債

<リスク>
・発行銀行が破産手続開始決定、会社更生手続開始決定、民事再生手続開始決定等がなされた場合、
劣後債の元利金は、一般債権者に元利金が支払われた後余剰資産があれば弁済される債券
(余剰資産が無ければただの紙くず!!!海外では、事例は、あります!!!)
コレを国が保証するかどうか・・・???
・常に債券市場で流通しているわけではないので、途中売却の場合不利な条件で売却を覚悟。
(「発行会社の格付が下がる」「市中金利が上昇したので、有利な商品に乗り換えたい」などのタイミングは、さらに不利な条件になる。)
・期限前償還である為、発行者の意思で繰り上げ償還される事。

発行企業にとっては、企業が倒産しても、お金を返すことにはならない、ということで、
自己資本としてカウントできるメリットがある。
国内公募劣後債は、証券会社を通じての販売で、一般的には、銀行では販売してない。
(銀行のリスクは・・・???)

そもそもこれは、銀行が、BIS規制に合わせる為の苦肉の策。
コレ・・・・・
どこにも書いてないし、単にうがった見方だったら
こんなコト書いていいのかどうかもわからないんだけど・・・
どーも理解不能。。。。。

株式だったら、自己資本にいれず、劣後債なら自己資本に入れる・・・
BIS規制の目的の、
「金融機関の倒産確率の正確な情報が必要」というコトを前提に考えると
”金融機関”を監視する側に立てば
”株式は、価格変動や倒産リスクがあるから、自己資本に入れちゃマズイだろ”
というのは理解出来るけれど、
劣後債は、”その債券自体に破綻リスクがないから、自己資本に入れてOK”
の”OK”なのか・・・?????
基本ジャンク債みたいなのや、不良債権を”証券化”してる・・・って事で、
頭っから株式よりジャンキーじゃない・・・???違うの・・・???

”自己資本に入れるどころか、元々の不良債権
”劣後債”にする事で、デフォルトリスクを負わなくてもいい債券に変身させた”
という事で、”リスクが激減して”
自己資本に組み入れ可能なんじゃないか・・・・・と・・・思うのは、うがった見方なのかどうか・・・。

”なんかあっても、自分の銀行にダケ支払い義務が生じる”事から逃れて拡がった
サブプライム証券と・・・
どこがどう違うのか・・・
しかも、今度は
”まとも個人”
金融機関の失敗を、
”他の金融機関で痛手分け合おう”
から
「金融機関は生き残りを賭けて手一杯だから、どうか国民の皆さん、金融機関は、逃げ道を確保しました。後は、いい利息つけますから高度なスリルあるゲームをご用意いたしましたので
ここらでちょっと楽しんでみませんか?」
な”ババ抜き”に誘われている気分・・・

たかだか”3%あるかないか”の金利を取りに行くにしては
せいぜい100万がイイトコじゃないのか・・・と思ってしまう。
1000万使って短期勝負できるなら、まだしも・・・
短期では、逆に売れないリスクの方が大きいでしょう。。。
ノービットか、ムチャ安か。。。
みんなが一斉に売りたい時なんてのは、逆に、ヤバヤバ状況だと思うから
更にノービット覚悟だ!!!
。。。。。と思うのは、自分ダケ・・・???

もう、新生銀行とあおぞら銀行は、2010年秋に合併する計画で基本合意している。
中央三井トラストは、抜かれる事になり
りそなの時価総額は、みずほを上回っている。
新生は、元日本長期信用銀行、あおぞらは、元日本債券信用銀行、
りそなにも相当の血税が投入された。
全ては、外資がお安く引き取った。

もしかすると、この劣後債・・・
トロイの木馬で、いつかそのトロイ爆弾しこたまセットされ、
吹っ飛ばされる餌食銀行が出てくるんじゃないか・・・

外資が”お安く引き取った”ハズの金融機関が、どんどん化けてメガ級になれば
取りあえず、”ツケで遊んで、いい思いして”
”ツケの支払いは、ババ抜き任せにし”
キレイになった所で水戸黄門様のお出ましで
日本の血管は、全てどこかのコントロール下に置かれる
という事になってしまう・・・と・・・
ヤだな。
まずは、メガバンクに仲間入りした”みずほ”あたりが
”邪魔だ!!!ドケ!!!”のターゲットにされている様な気がしてならないンだけど・・・
大丈夫・・・???・


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